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Fusion D500P + Tempo SATA E4Pポートマルチプライヤ対応カードによるケーススタディ

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Quote Mark仕事でTVや映画のスコアを手がけることもあるのですが、そういうときは小さなビデオ編集室をサウンドスタジオとして使用するのですが、とにかくストレージの騒音がひどくて気になります。Fusion D500Pは殆ど騒音がない。ほんのわずか、聴き取れるくらい、かすかに空気の動きが感じられるという程度ですから。クライアントにこの利点についてデモンストレーションする時が特に好きですね、彼らはうるさいFireWire 800アレイに慣れていますからね。Quote Mark




Editing Room

Editing Video

Letter Aリーランスのビデオ編集者として、インハウスのビデオプロダクションが直面する、予算的、規模的に最も深刻な問題がストレージです。Wilkinsonプロダクション、そしてPlanet Audio Groupでキャリアを積んだ私のビデオ編集環境は、Appleの素晴らしいFinal Cut Pro Studioを主体としていました。ハイデフィニション(HD)が受け入れられるようになり、またより多くの放送会社がHDの素材を求めてくるようになるに従って、ストレージは、単に容量の問題だけの話ではなく速度や、信頼性、経済的かどうかといった面でもより重要な意味を持つようになりました。


2006年6月のBroadcast Live Showの際、私は幸運にも £3K($5,885.00 USD) の予算でHD編集のターンキーシステムのデモ/ワークショップのプロジェクトを手伝ってほしい、と声をかけていただきました。会期中3日間終日行うという集中セッションです。同様の機能をもつHDシステムは約3年前には£22K ($43,160.00 USD)ものコストがかかっていました。今回この信じられないほどの、低コスト化が実現できた主な要因は、デモに採用したSonnet Fusion D500P 5ベイ搭載ポートマルチプライヤ対応シリアルATAドライブエンクロージャとポートマルチプライヤ対応 Tempo SATA E4Pホストアダプタカードだったのです。

事前に、デモで新しいSATA RAIDストレージを使う、と聞いたとき私は、大きくごつくて駆動音のうるさいエンクロージャを思い浮かべていたのですが、全く間違っていましたね。Fusion D500Pは、洗練された美しいデザイン、磨かれたアルミニウムの筐体、 Power Mac G5やMac Proユーザのテイストを考慮し設計されたエンクロージャでした。エンクロージャユニット前面の5つの青色のLEDがドライブの動作状況と接続状態を表示し、フロントドアを閉めても光は外側にきちんと届きます。

仕事でTVや映画のスコアを手がけることもあるのですが、そういうときは小さなビデオ編集室をサウンドスタジオとして使用するのですが、とにかくストレージの騒音がひどくて気になります。Fusion D500Pは殆ど騒音がない。-ほんのわずか、聴き取れるくらい、かすかに空気の動きが感じられるという程度ですから。クライアントにこの利点についてデモンストレーションする時が特に好きですね、彼らはうるさいFireWire 800アレイに慣れていますからね。 私がショーで話した多くのエディターはFireWire RAIDシステムの環境に対して、 コストとスピードに優れたソリューションと理解していると同時に、その長時間利用した際の信頼性については、疑心暗鬼でした。SATAストレージシステムはパフォーマンスに優れているけれどコストが高い、と思われていたようです。この時まではね。だから、Fusion D500P、がピタリ、とくるわけですよ。

システムにかかるコスト

Apple XserveファイバーチャネルRAIDシステムと、同様のコンフィギュレーションのRAIDシステムをSonnet Fusion D500Pで組んだ場合、そのコストは比較するまでもありません。限られた予算の中でファイバーチャネル級の性能を求めているプロユーザにとって、Appleのソリューションは、なかなか手が届きにくいところです。単純に計算してみて下さい。Appleの1TB Xserve RAIDソリューションは£4199.00 ($5,999.00 USD, US Apple Store)です。Fusion D500P1台のエンクロージャではストレージが1.25TB、ポートマルチプライヤ対応のカードは£849 ($1,670.00 USD) + 消費税です。これはざっと見積もってXserveの20%です!

パフォーマンス

接続ドライブ14台で、AppleのXserver RAIDでは読み/書きのパフォーマンスはそれぞれ最大380 MB/秒(読み)および301 MB/秒(書き)です。これに対して、4台のSonnet Fusion D500Pと接続されたRAID 0 で設定された12台のドライブでのパフォーマンスでは、それぞれ最大710MB/秒(読み)および609 MB/秒(書き)です!Fusion D500P1台に5ドライブ接続した場合では、237 MB/秒(読み)と209 MB/秒(書き)です。

容量

4台のFusion D500Pエンクロージャと接続された20ドライブで、20 TBもの容量が可能です(1 TBドライブを使用した場合)。AppleのXserve RAIDでは最大10.5 TBのストレージとなります。Fusion D500Pでストレージシステムを構築するもうひとつの利点は、ユーザの用途や使用環境の変化に併せて、後から増強することができるという拡張性にあります。パフォーマンスの向上や追加の容量が必要なら、そのときシンプルにドライブやエンクロージャを追加すればよいのです。そしてさらにMacBook ProほかExpress/Cardスロットを搭載したノートPCの登場で、ラップトップの世界でもこのテクノロジーが導入可能となりました。(1.5GBインターフェースに限定されますが)SonnetのTempo SATA Express 34カードをつかうことで、ラップトップユーザ(私は17インチMacBook Proを使っています)はポータブルRAIDシステムとしてのFusion D500Pのアドバンテージを享受することができるようになります。

テクノロジに関しては?

Sonnet Tempo SATA E4Pポートマルチプライヤ対応PCI Expressカード。ポートマルチプライヤ機能はオーディオやビデオ編 集者たちは心待ちにしていました、というのもPoint-to-Point(PTP)の環境では編集システムのポート数に制限があったからです。 ポートマルチプライヤ対応のSonnet Tempo SATA E4Pホストアダプタカードは最大4筐体のドライブエンクロージャ、最大20台のハードドライブを編集システムに組み込むことを可能にします。驚くべきパフォーマンスとストレージ容量の拡張性です。より多くの数のエンクロージャがあれば、よりよいRAIDパフォーマンスが得られることは明白です。これは、複数のストリームの非圧縮HDビデオを扱うというような、大きなストレージ容量と高いパフォーマンスを必要とするHDビデオ編集の現場において、特に重要な要素と言えます。数値の上では、ポートマルチプライヤ(PM)はPTPのシステムに比べて若干スローダウンするかもしれませんが、3Gb/秒のパイプライン1本で5ドライブを一気に転送するという荒技を、Sonnetの天才エンジニアたちは見事やってのけたのです。

RAIDシステムでは容量がいっぱいになると遅くなる、というのはよく知られた事実ですが、Sonnetから得たベンチデータやスペック情報によれば、Sonnetのシステムではディスクがフルになってきてもパフォーマンスを維持するという結果がでているようです。くりかえしますが、限られた予算でハイ・スタンダードなHDシステムを構築したいのであればSonnet製品を検討するのがポイントでしょうね。では、不安材料はホントにないのか? 実を言うと、今のところどれ1つとして特筆すべき重大な弱点を見つけられないでいるのです。セッティングは非常に簡単ですし、Appleのディスクユーティリティを使って、用途に即したRAIDレベルを速やかに設定する、というシンプルな手順なのです。3日間のセッションにわたって、Fusion D500Pドライブエンクロージャ2台と Tempo SATA E4Pカードを使用したわけですが、今私が言えることは、非圧縮10ビットHDビデオのマルチストリームを使ってデモをし続けましたが、動きが不安定であったり再起動をかける必要があったり、といったことがただの1度もなかったということです。信頼できるマシンで高いパフォーマンスのストレージソリューションを必要としている方へ、私は心からこのソリューションを推薦します。予算面でのチョイスだけでなく、本当に対価に見合った性能、バリューを期待できる、費用対効果の高い製品です。


Rupert Coghlan、Video Editor, TV/Film Music Composer
(ルパート・カグラン、ビデオエディター、TV/Filmミュージックコンポーザー)



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